b→dash(ビーダッシュ)とは?特徴や機能を解説
国産のデータマーケティングツール「b→dash(ビーダッシュ)」は、データを活用したマーケティングをノーコードで実現することが可能です。
b→dashにはどのような特徴があるのか、機能や使い方と併せて解説します。
なお、ナイルにお問い合わせいただければ、MAツール全般について最適な内容をご案内いたします。ぜひお気軽にご相談ください。
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目次
b→dash(ビーダッシュ)の特徴
b→dashは、霜降り明星やおぎやはぎといったお笑い芸人や、俳優の堤真一をCMに起用して、知名度を上げている、国産のデータマーケティングツールです。
株式会社データX(旧社名:株式会社フロムスクラッチ)が運営しており、データマーケティングツールでは、業界シェアトップクラスを誇ります。マーケティング初心者でも活用しやすいUIのツールで、効果的なデータマーケティング施策の実現によるKPIの改善に期待できます。
b→dashにどのような特徴があるのか、3つに絞ってご紹介します。
1 SQLいらずのノーコード技術がある
b→dashの特徴に、SQLを不要にするノーコードの技術があります。通常、企業が保有する様々なデータを施策や分析などに活用しようとすると、そもそもデータを使える状態にするために、データの加工や統合と呼ばれる処理が必要になります。これには、”SQL”と呼ばれるプログラミング言語を書く必要がありますが、b→dashはノーコードでデータを加工・統合できる「データパレット」という技術が搭載されています。
そのため、データを扱うときに、プログラミングができる社員やパートナー企業に依頼する必要がなく、プログラミング知識のないマーケティング担当者でも直観的に操作できるため、データ連携から加工・統合・抽出までの工数を大幅に削減することが可能です。
また、パートナー企業に依頼する必要もないので、大幅なコスト削減も可能です。複雑なイメージのあるデータマーケティングを気楽に始められるのは、大きなメリットでしょう。
2 すべてのデータを統合できる
b→dashには、CDP(カスタマー・データ・プラットフォーム)という、各企業が独自に蓄積している顧客データを管理する機能が搭載されています。CDPにより、企業が保有している顧客情報や購買情報、サイトのアクセス履歴、広告関連の情報など、マーケティングに関わるすべてのデータをb→dashに集約することができます。
さまざまな外部ツールのAPI連携にも対応しているため、b→dashのみで施策の実行や分析が完結します。ツール連携の際に、追加改修が必要ないのもうれしいポイントです。
3 データマーケティングに必要な機能がAll in one
b→dashには、データマーケティングに必要な機能が一通り網羅されています。MAやBI、Web接客、アプリPUSHなど、使いたい機能だけを自由にカスタマイズできるので、企業の状況に合わせて最適化して利用することができます。もちろん、必要なタイミングで機能を拡張することも可能です。
\疑問や不明点はお気軽にご質問ください!/
b→dash(ビーダッシュ)の主な機能
b→dashは、マーケティングに必要な機能が幅広く備わっています。続いては、b→dashの主な機能についてご紹介しましょう。
マーケティングオートメーション機能
ユーザーや見込み顧客の行動履歴に応じ、適切なアプローチができるマーケティングオートメーション(MA)を実施できます。行動データの履歴にもとづいて、適切なタイミングで適切な情報を届けることで、顧客一人ひとりの状況に応じたOne to Oneマーケティングを実現します。
メールだけでなく、LINE、SMS、アプリPUSHなど、チャネルをまたいだアプローチも可能なので、ユーザーや見込み顧客の購買意欲を高めて、売上に繋げることが可能です。
ウェブ接客機能
ウェブ接客とは、サイトに訪問したユーザーの行動履歴を取得し、バナーやクーポンなどのポップアップを表示し、まるで実店舗のようにサイト上で顧客に対して、最適な提案を実現する機能です。
セグメントや表示内容の設定は直感的に行えるため、効果測定しながら最適なウェブ接客へとブラッシュアップしていけるでしょう。
BI機能
b→dashは、BIツール(ビジネスインテリジェンスツール)としても活用できます。
BIツールとは、企業が保有する膨大なデータを蓄積・分析した上で見える化し、経営戦略や業務改善に活かすためのツールのこと。b→dashのBIは、豊富なテンプレートと直感的なUIで操作できるため、BIを導入したのに活用しきれないという心配がありません。
b→dashが提供するBIでは、ウェブアクセス解析、カスタマーポートフォリオ分析、取引実績のある顧客の状況分析、RoAS分析(広告費用対効果分析)、カスタマージャーニー分析、LTV分析(ライフタイムバリュー分析/顧客一人当たりの累計購入金額分析)など、企業のニーズに合わせた分析が可能です。
ウェブ広告との連携機能
b→dash上のデータを、ウェブ広告の管理プラットフォームと連携することができます。ウェブ広告の既存セグメントでは実現できないきめこまやかな配信が可能になりますので、ウェブ広告の効果を高めることにつながるでしょう。
レコメンド機能
b→dashには、ユーザーの行動履歴をもとに、サイト上に商材レコメンドを表示したり、レコメンドメールを配信したりできるレコメンド機能が備わっています。行動特性や売上金額によるランキングなど、データマーケティングに求められるロジックがb→dashには搭載されているため、効率のいいレコメンドが可能です。
CRM機能
b→dashは、CRM(カスタマーリレーションシップマネジメント)機能も充実しています。CRMとは顧客関係管理のことで、顧客満足度と顧客ロイヤルティを向上させるための機能となります。b→dashにあらゆるデータを蓄積し、分析することで、今までは見えてこなかった顧客のインサイトを発見し、適切なアプローチを実現できるでしょう。
LINEビジネスコネクト、SMS、アプリのプッシュ通知
b→dashは、LINEビジネスコネクトとSMS配信、アプリのプッシュ通知に対応しています。メールではアプローチしづらい層にもさまざまな手段で情報を届けることができるため、施策の幅を広げることができます。
CMS機能
b→dashには、CMS(コンテンツマネジメントシステム)機能が搭載されており、問い合わせフォームや資料請求フォームなどを簡単に作成することができます。CMSで作成したフォーム経由の情報は、b→dashに連携されるため、効率的に分析・評価することが可能です。
b→dash(ビーダッシュ)の申込方法・利用料金
b→dashを導入する場合、まずはb→dashのサイトから問い合わせを行う必要があります。その後、b→dashのコンサルタントと打ち合わせを行い、ビジネスプロセスや現状の課題、求める機能などを洗い出します。
その情報をもとに、b→dashでできること・できないことを明確にし、具体的な活用方法をお伝えする流れです。b→dashの導入作業はコンサルタントによるサポートを受けられますので、スムーズに利用を開始することができるでしょう。
なお、b→dashの利用料金は公開されていないため、サイトから問い合わせて確認するようにしてください。
データマーケティング初心者でも活用しやすいb→dash(ビーダッシュ)
b→dashは、直感的に操作できるデータマーケティングツールで、かなり幅広い使い方ができます。プログラミングの知識が必要なく、導入後すぐにデータを蓄積・活用することができるため、データマーケティング初心者でもさまざまな施策を実施することができるでしょう。
データマーケティングにチャレンジしたい、既存のデータマーケティングをさらにレベルアップさせたいという方は、一度b→dashをチェックしてみてはいかがでしょうか。
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