【MAツール入門】本でマーケティングオートメーションを深く知る!おすすめ12冊を紹介
顧客のデータを収集・管理し、適切なタイミングで自動的にアプローチをとることで顧客との関係性を深めていけるMA(マーケティングオートメーション)は、今やマーケティングには欠かせないツールの一つとなりました。しかし、MAについて深く理解できていなかったり、MAを導入することで何をすべきか明確にできていなかったりと、課題を抱えている企業やMA担当者も多く見られます。
そこで今回は、MAやデータマーケティングの理解が深まる本を12冊ご紹介します。
また、ナイルにお問い合わせいただければ、MAツールについて最適な内容をご案内いたします。ぜひお気軽にご相談ください。
目次
MAやデータマーケティングの理解が深まる本12選
MAを最大限に活用するためには、MAの基本やデータマーケティングに関する知識が必要になります。 ここからは、MAやデータマーケティングに関する入門編から応用編までの書籍をご紹介します。
『マーケティングオートメーション導入の教科書』
第一線で活躍するプロのマーケター陣のノウハウが結集した一冊。MAの基本から導入する際に注意すべきこと、マーケティング効率の上げ方などが、網羅的に解説されています。MA導入時の社内調整の方法やPDCAの回し方といった、具体的な業務に活かせるノウハウも盛り込まれています。また、BtoBとBtoCでの導入と、運用の流れや事例も記載されているため、自社のビジネスに当てはめながら具体的なイメージをつかんでいくことができるでしょう。MAの導入を検討しており、まずはMAのイメージをつかみたいという方におすすめです。
『マーケティングオートメーション導入の教科書』
著者:長谷川健人、住岡洋光、駒井俊一
出版社:日経BP
定価:2,640円
『マーケティングオートメーション入門』
本書によって、MAの基本的な概念や、見込み顧客を獲得するための活動であるリードジェネレーションの考え方など、MAに関連する幅広い知識を身につけることができます。見込み顧客の育成や評価、選別の手法という、MA導入後の欠かせない業務についても、4つのステップでわかりやすく解説されているのも、MAの全体像をつかむには最適です。ペルソナ設計やカスタマージャーニー設計、コミュニケーションシナリオ整理、スコアリング設計をはじめとする手法が網羅されていて、実際の業務に活用できる内容になっています。
『マーケティングオートメーション入門』
著者:電通イーマーケティングワン
出版社:日経BP
定価:2,200円
『できる100の新法則 実践マーケティングオートメーション』
MA導入の基礎知識や導入方法、リードの管理方法などが紹介された一冊です。また、MAが企業にもたらす価値や課題の乗り越え方について、著者自身の経験を元に記されているため、実践的な内容になっています。MA活用にあたり、学ぶべきことが順序立てて解説されているため、段階的にMAに関する知識やスキルを習得することができるでしょう。
なお、この書籍はオープンソースのMAツール「Mautic」を例に解説しているので、「Mautic」の活用を検討している企業や導入後の使い方を知りたいMA担当者にもおすすめです。
\MA導入前に知っておきたいBtoBマーケティングの基礎知識をまとめました/
『できる100の新法則 実践マーケティングオートメーション』
著者:永井 俊輔
出版社:インプレス
定価:2,420円
『マーケティングオートメーション 最強の導入手法』
MAを活用するためには、CRM(カスタマーリレーションシップマネジメント)との連携が欠かせないという思想で書かれた本書。MAは、見込み顧客へのアプローチがメインであるのに対し、CRMは顧客との関係を育成してロイヤリティを向上させることが主目的のツールになります。これらを連携することで、どのようなシナジーが生まれるかといったことが解説されています。
また、サイト上で何らかのアクションを行ったユーザーである「アクティブプロスペクト」や、法人を対象としたマーケティング活動である「ABM(アカウントベースドマーケティング)」といった、ほかのMA関連書籍では、あまり解説されていない用語についての紹介が手厚いのも特徴です。
『マーケティングオートメーション 最強の導入手法』
著者:小池 智和
出版社:KADOKAWA
定価:1,584円
『BtoBのためのマーケティングオートメーション 正しい選び方・使い方』
BtoBマーケティングの第一人者による著作。MAの主要ツールベンダーに取材した上で、各商品の成り立ちや強みをわかりやすく紹介しています。
また、MAを導入した企業の事例も豊富に紹介されているため、MA運用時の参考にもなるでしょう。日本の企業のトップ営業マンによる座談会「営業が本当に欲しいリードとは」は、MA運用において理解すべき営業現場の考え方を知ることができます。
『BtoBのためのマーケティングオートメーション 正しい選び方・使い方』
著者:庭山一郎
出版社:翔泳社
定価:2,178円
『マーケティングオートメーション スペシャリストになるための教科書』
最終的にMAのスペシャリストになることを目標にした内容になっているため、基礎から実践まで幅広く知識を身につけることができます。MAの導入方法や運用ポイントはもちろんのこと、MA担当者に求められる役割についても記載されているので、どのようなスキルを身につけていくべきかの指針にもなるはずです。シナリオ設計をする際のターゲットの考え方やゴール設定、考慮すべきコンテンツの出し分けなど、具体的な手法に関する情報も掲載されています。MA担当者としてのスキルを伸ばし、実務に役立てる上で参考になるでしょう。
『マーケティングオートメーション スペシャリストになるための教科書』
著者:株式会社メンバーズ 、福島信、鶴田純也、村上大典、廣瀬竜也、吉田隼、松永美生(監修)
出版社:マイナビ出版
定価:2,739円
『マーケティングオートメーションに落とせるカスタマージャーニーの書き方』
MAを運用する上で重要になるカスタマージャーニーの作り方に関する書籍です。カスタマージャーニーは、MAで施策を自動的に実行するための設計図であり、効果的なコンテンツの企画につなげるための設計図でもあります。つまり、カスタマージャーニーの精度を上げれば上げるほど、MAの効果は最大限に発揮できるようになると言えるのです。
本書では、カスタマージャーニーの全体設計や施策設計について詳しく解説されており、カスタマージャーニーの事例も掲載されています。MAの効果をさらに高めたいというMA担当者におすすめです。
『マーケティングオートメーションに落とせるカスタマージャーニーの書き方』
著者:小川共和
出版社:クロスメディア・パブリッシング(インプレス)
定価:1,738円
『BtoBマーケティングの基本』
BtoBマーケティングの施策が網羅的に解説された一冊です。MAをはじめ、コンテンツマーケティングやインサイドセールス、セミナーマーケティング、リードナーチャリングなど、BtoBマーケティングの手法を理解するのに役立ちます。
MA以外にどのようなマーケティング施策があるかを知ることで、MAに求められる役割や立ち位置を理解することができるでしょう。
『BtoBマーケティングの基本』
著者:ITproマーケティング
出版社:日経BP
定価:3,977円
『会社を強くする ビッグデータ活用入門』
本書は、データサイエンティストではない人に向けたビッグデータの入門書です。MAは、顧客に関する膨大なデータを扱い、最適なマーケティング施策を実施するためのツールです。そのため、ビッグデータに関する理解が必要不可欠と言っても過言ではありません。ビッグデータの概要やどのようなデータを分析すべきか、実際に分析するためには何をすべきかといった情報が網羅的に紹介されています。また、具体的な分析手法についても解説されているため、本書の内容をMA運用に役立てることができるでしょう。
『会社を強くする ビッグデータ活用入門』
著者:網野知博
出版社:日本能率協会マネジメントセンター
定価:1,980円
『デジタルマーケティングで売上の壁を超える方法』
デジタルマーケティングの基本がまとまった一冊。企業と顧客がデジタルで直接対話する時代に、新規顧客と継続顧客、ロイヤルカスタマーを生み出していくための方法が、顧客心理を織り交ぜながら解説されています。MAで顧客にアプローチする際に、どのようなデジタルコミュニケーションをとるべきか、MA担当者にとって永遠の課題とも言えるこの命題に、一つのヒントを与えてくれる書籍です。
『デジタルマーケティングで売上の壁を超える方法』
著者:西井敏恭
出版社:翔泳社
定価:1,980円
『データ・ドリブン・マーケティング』
データに基づいたマーケティングを実践して、業績を伸ばしたいと考えているマーケティング担当者は、必読の名著です。Amazon社員の教科書としても知られており、データ・ドリブン・マーケティングに必要な15の指標が示されています。
具体的には、「ブランド認知率」「お試し率」「解約率」「顧客満足度」「オファー応諾率」「正味現在価値」「内部収益率」「投資回収期間」「顧客生涯価値」など、それぞれのキーワードについて詳しく解説されています。これらの指標を組み合わせて、マーケティング施策を検討・実施することで、MAの効果を最大化できるでしょう。
『データ・ドリブン・マーケティング』
著者:マーク・ジェフリー
出版社:ダイヤモンド社
定価:3,080円
『やさしく学ぶ データ分析に必要な統計の教科書』
MAを活用する上で、統計の知識とスキルを身につけることでより高度な分析やデータ活用を実施できるようになります。本書によって、統計学の基本を理解することができるでしょう。そして、データを元にロジカルにマーケティング施策を検討するスキルを養えるはずです。
『やさしく学ぶ データ分析に必要な統計の教科書』
著者:羽山博
出版社:インプレス
定価:1,760円
MAに関する書籍を読んでスキルアップしよう
MA担当者におすすめのMAやデータマーケティングに関する本を紹介してきました。MAに関する情報は、インターネット上にも多数出回っていますが、MAを体系的に理解するためにも、書籍を参考にすることをおすすめします。書籍を通して、身につけた知識やスキルを活用して、ぜひMAの効果を高めていってください。
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