無料のチャットボット10選!導入方法や注意点も解説
チャットボットを導入してみたいけれど「機能がわからない」「どのように便利なのかわからない」という企業は多いかもしれません。チャットボットには無料版もあり、気軽にトライすることができます。まずは無料版のチャットボットで、実用性を試してみるのはいかがでしょうか。
今回は、無料で利用できるチャットボットについてご紹介します。
チャットボット導入・活用にお悩みの方へ
目次
無料でチャットボットを導入するには?
さまざまな場面で活用されるチャットボットのなかには無料で利用できるものもあり、サービスの質を比較検討することができるようになっています。無料でチャットボットを導入するには、「チャットボット専用のシステムを開発する」「無料のチャットボットを活用する」という2つの方法がありますので、それぞれ確認していきましょう。
チャットボット専用のシステムを開発する
チャットボット専用のシステムを自社で開発する方法です。初心者でも簡単にシステムを開発できるフレームワークが提供されています。 プログラミングなどの知識があれば理想的ですが、簡略化されたフレームワークを活用すれば、初心者でも開発は可能です。
無料のチャットボットツールを活用する
まずは、無料プランが用意されているチャットボットを利用してみるという方法があります。チャットボットはさまざまな企業で開発・提供されており、なかには無料で利用できるツールやプランがあるのです。
ただし、無料で利用できるチャットボットには、機能が限定されていたり、無料でのトライアル期間が定められていたりする場合があります。チャットボットの利用前に、機能や期限を確認するようにしましょう。
無料で利用できるチャットボット10選
無料で導入やトライアルができるチャットボットはいくつかあります。無料のチャットボットと、無料トライアルが体験できるチャットボットに分けて、それぞれの特徴やメリットについて、紹介していきましょう。
無料で利用できるチャットボット
無料で利用できるチャットボットを紹介していきます。ただし、すべての機能を利用したい場合は、有料版を使う必要があるケースがあるので注意してください。
HubSpot(ハブスポット)
HubSpotは、チャットボットを自ら作成できる機能が備わっているため、対顧客だけではなく社内での利用にも対応可能です。幅広いビジネスシーンに活用でき、ユーザーのスタイルに即したチャットボットを作成できます。 無料プランの場合は、チャットボットの機能が一部制限されます。
anybot(エニーボット)
anybotは、LINEを活用したチャットボットです。LINEを通した自動接客が可能で、専門的な知識がなくてもチャットボットを運用することができます。サイト上でのインターフェースは、企業やブランドに合わせて使用する色を変更することも可能です。ITの専門知識がない場合でも、チャットボットを運用することができるツールといえます。無料版と有料版で利用できる機能が異なります。
無料トライアルが体験できるチャットボット
ここから紹介するチャットボットは、無料トライアルが利用できるツールのため、お試しで利用しながらの比較検討が可能です。
チャットディーラーAI
チャットディーラーAIは、FAQを作成しアップロードするだけで、チャットボットを構築できます。400種類以上の社内用テンプレートと学習済みの賢いAIですぐに導入することが可能です。導入企業ごとに専属サポートがついており、アドバイスや導入後の効果測定といったサービス面が充実しています。
無料トライアル期間は14日間で、公式サイトの専用フォームから申請できます。機能面の制限はなく本運用と同じ環境で利用することができます。
GoQSmile(ごくースマイル)
GoQSmileは、LINEやFacebookなどのSNSにも対応したチャットボットです。パソコンだけではなく、タブレットやスマートフォンといったさまざまなデバイスで利用でき、誰でも直感的に使える仕様になっています。さらに、サイトとSNSなど、複数のロボットでチャットボットを運用する場合、「親」と決めたロボットの回答内容を「子」のロボットでも回答できるよう、シナリオを共有することができます。
無料トライアル期間は20日間で、公式サイトの専用フォームから申請できます。
FirstContact(ファーストコンタクト)
FirstContactは、オペレーターによる手動対応、AIによる自動対応、この2つを自由に切り替えられるチャットボットです。文章だけではなく、画像や選択式の対応機能も備えられており、幅広い形式の問い合わせに対応できます。細やかなサービスを提供したい場合に役立つ、ハイブリッドなチャットボットです。
無料トライアル期間は20日間で、公式サイトの専用フォームから申請できます。
AI.BiS(アイビス)
AI.Bisは、BtoBの企業向けの国産チャットボットです。サイトを訪問してきたユーザーから自動的に大口の顧客を抜き出し、企業情報を表示する機能を持つのが特徴です。さらに、見込み顧客のサイト内外での行動を分析し、受注率の高さを自動算出してくれます。新規顧客開拓をサポートする、営業面でのチャットボットとしても活躍してくれるでしょう。 公式サイトの専用フォームから申請できます(無料トライアルの日数は要問い合わせ)。
AI-FAQボット
AI-FAQボットは、Excelに質問と回答を入力するだけで始められる初心者向けのチャットボットです。あらかじめテンプレートが用意されており、FAQに用意する項目がわからない場合でも運用しやすいのが特徴です。また、自動学習機能により、表記のゆれや未登録の単語も自ら学習してくれるため、運用コストの削減も期待できます。
無料トライアル期間は30日間で、公式サイトの専用フォームから申請できます。FAQ数は最大100問まで利用可能です。
My-ope office(マイオペオフィス)
My-ope officeは、企業内での「よくある問い合わせ」を効率的に整理するチャットボットです。備品購入や経費申請などを手助けしてくれる管理部門向けのツールといってもいいでしょう。シンプルな操作画面で、専任エンジニアも必要なく運用できます。さらに社内で利用しているビジネスチャットツールとの連携も可能です。
無料トライアルは、公式サイトの専用フォームから申請できます(無料トライアルの日数は要問い合わせ)。
hitobo(ヒトボ)
hitoboは、さまざまな問い合わせ業務に対応したチャットボットです。チャットボットと併用して有人対応も可能なため、チャットボットとスタッフの業務分担を明確化することができます。表記ゆれにも自動対応してくれるため、運用担当者の負担軽減につながります。
無料トライアルは30日間で、公式サイトの専用フォームから申請できます。
ObotAI(オーボットエーアイ)
ObotAIは、複数の言語に対応したチャットボットです。各言語のスタッフが外国語のデータ入力をサポートするため、海外の顧客にも対応できます。加えて、SNSだけではなくAIスピーカーや、IoTなどの各種デバイスにも対応しているのが特徴です。 無料トライアルは公式サイトの専用フォームから申請できます(無料トライアルの日数は要問い合わせ)。
無料のチャットボットを利用する際の注意点
さまざまな無料チャットボットがありますが、利用前には次の点に注意しましょう。
無料はトライアル期間だけの場合が多い
ほとんどのチャットボットツールには、無料のトライアル期間が設けられています。無料トライアルは、開発企業がユーザーにどのようなツールなのか知ってもらうために提供しているものです。無料版のチャットボットは、あくまでも本格導入までのお試しであることを認識しましょう。
利用できる機能に限りがあるケースが多い
無料版のチャットボットは、機能が制限されているケースが多くあります。有料版と無料版で、どのような機能の違いがあるのかは把握しておくようにしましょう。また、導入後にサポートサービスを利用することができないこともあります。
日本語に対応していない場合がある
無料で使えるチャットボットには、海外で作られたツールも存在します。海外製の場合、カスタマーサポートが日本語に対応していないことが多いので、注意が必要です。
本格的な導入前に無料版で機能を体感しよう
チャットボットの導入は、業務の効率化や生産性アップ、コスト削減などにつながります。今後、働き方改革を推進する上で、導入が進められる企業も増えることでしょう。ぜひ今回紹介した無料のチャットボットを試して、基本的な機能や効果を体感してみてください。
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